デジスコって何?
KowaTSN-3N
コーワのスポッティングスコープ TSN-3N
デジスコなんて、聞いたことのない言葉ですよね。
これは、デジカメと鳥見用のスコープ(望遠鏡)っていう二つの言葉ををくっ付けて出来た名前です。

テレコンバージョンレンズって言うのがあります。
よく、デジカメのレンズの前にくっ付けて、焦点距離を1.5倍とか2倍にするレンズですが、デジスコはテレコンバージョンレンズの超・強力判だと思えばいいみたいです。
つまり、20倍・30倍のスコープの接眼レンズ(目で覗く所)にデジカメをくっつけて、目で見る代わりに写真を撮る方法です。

この時に、手持ちでデジカメを支えていてはブレちゃいますから、デジカメ・アダプターっていう便利な物を使います。
デジカメ・アダプター

私の使っているコーワTSN-3N用の純正デジカメ・アダプターは、三つのパーツで構成されてます。
上の写真の、
@は常時スコープに取り付けておきます。
Aはスコープにデジカメを付ける時、スコープ側に取り付けます。常時付けていても、それほど邪魔にはなりません。
Bはデジカメ側に取り付けます。


アダプター取り付け

こんな感じで準備完了。
これで、スコープとデジカメを合体させればデジスコの完成です。

デジスコ完成!

ところでデジスコは、35mm判カメラの焦点距離に換算すると2000〜3000mmを超える超望遠。
このまま指でシャッターを押したら、その振動で写真はブレブレになっちゃいます。
そこでレリーズやリモートコードを使って、ブレないようにシャッターを切ります。

それから、あまりの望遠のため、被写体を視界に入れるのにも一苦労です。
特に夜空に向かって、月や星を狙っている時などは大変です。
そこで、狙いを付けやすくするための照準器を付けます。
私の場合は、ダット・サイトを付けてます。
これは、照準器の中央に小さなドットが赤く光り、昼間はもちろん特に夜空などには最適です。


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